囚われのプリンセス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ステファニーは真っ暗な地下室に閉じ込められていた。手錠と足かせをされたうえ、棺のような狭い箱に入れられている。耳栓のせいで、音もほとんど聞こえない。そのぶん、ほかの感覚は鋭敏になっていた。さっきから胸騒ぎがする。誰かが近づいてくる気配がするのだ。きっと、私を誘拐したふたり組のうちのひとりだわ。恐怖がよみがえり、ステファニーは息を殺した。やがて、音もなく箱のふたが開いた。「動かないで、ステファニー」目隠しを外してくれたのは、見たこともない男性だった。彼女はかすれた声できいた。「あなたはだれ?」。
内容(「MARC」データベースより)
ステファニーは誘拐され、真っ暗な地下室に閉じ込められていた。やがて、誰かが近づいてきて、目隠しを外してくれた。そこにいたのは、見たこともない男性-。彼女はかすれた声できいた。「あなたはだれ?」
バレンタインの夜に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
バレンタインの夜、ひょんなことからジョイは大物スターのマーカス・バレンタインと出会った。探るようなブルーの目に見つめられた時、ジョイの背筋に震えが走った。初対面の男性をこれほど意識したのは初めてだわ…。深みのある声で誘われ、ジョイは思いきってマーカスと踊ることにした。六ヵ月前につき合っていた男性から別れを告げられて以来、ジョイは仕事だけの単調な日々を送っていた。少しくらいはめをはずして楽しんでもいいはずよ。ダンスフロアで不意に唇を重ねられ、ジョイはわれを忘れてしまう。ところが、マーカスは彼女のことを浮気を楽しんでいる人妻と思い込み、険しい顔で侮蔑の言葉を浴びせかけるのだった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーティマー,キャロル
三人兄妹の末っ子として英国ベッドフォードシャーの小村で育つ。マン島に在住。1978年にデビューした彼女がこれまでに執筆したロマンス小説は百冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
復讐は甘く (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エミリーは愛情の薄い銀行家の家庭に育ち、二十歳を迎えた今、父親の銀行に勤める男性と結婚しようとしていた。婚約披露パーティの夜、彼女は自宅の温室で思いがけずルークと出会った。ルークは血のつながらない又従兄で、十歳の時に母親を亡くし、エミリーの家に引き取られたが、彼女の一家を露骨に憎んでいた。四年前、エミリーは彼に夢中になったが、すげなく拒絶されたのだった。彼女がルークと言い合っている時、温室に婚約者と姉が入ってきて、信じられない会話を交わした。なんとエミリーの婚約者は姉と恋仲だったのだ。「僕と付き合っていたことにして、婚約を解消すればいい」ルークは屈辱に震えるエミリーに解決策を持ちかけ、唇を寄せてきた。それが復讐の始まりだとも知らず、エミリーは彼のキスに応えていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ローレンス,キム
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日三キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が二人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
キスはクッキーより甘く (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
スザンナ・シモンズはスポーツ用品メーカーに勤める、将来有望なキャリアウーマン。会社初の女性副社長になるのが五年ごしの目標だが、いまそれに手が届きつつある。そんな彼女にはアパートの隣人ネイトの生き方が納得できない。職にもつかず、好きなときにしたいことをし、いまが楽しければいいと楽天的に過ごしているネイト。ひょんなことから彼と親しくなったスザンナは、自堕落な生活を改めさせようと意気込む。そしてネイトの前歴も知らず、仕事を勧めるのだが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マッコーマー,デビー
四人の子供を育てながら作家になる夢をかなえ、いまや大ベストセラー作家に。一〇〇作を超える著作は世界中で六〇〇〇万部も出版。ワシントン州ポートオーチャードに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
バレンタインの夜に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
バレンタインの夜、ひょんなことからジョイは大物スターのマーカス・バレンタインと出会った。探るようなブルーの目に見つめられた時、ジョイの背筋に震えが走った。初対面の男性をこれほど意識したのは初めてだわ…。深みのある声で誘われ、ジョイは思いきってマーカスと踊ることにした。六ヵ月前につき合っていた男性から別れを告げられて以来、ジョイは仕事だけの単調な日々を送っていた。少しくらいはめをはずして楽しんでもいいはずよ。ダンスフロアで不意に唇を重ねられ、ジョイはわれを忘れてしまう。ところが、マーカスは彼女のことを浮気を楽しんでいる人妻と思い込み、険しい顔で侮蔑の言葉を浴びせかけるのだった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーティマー,キャロル
三人兄妹の末っ子として英国ベッドフォードシャーの小村で育つ。マン島に在住。1978年にデビューした彼女がこれまでに執筆したロマンス小説は百冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
情熱の罠 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
二十一歳の誕生日の夜、女友達とはしゃいで遅くなったベラは、車で一方通行の道を間違って走り、高級車に正面衝突した。壊れたブガッティから現れたのは息をのむほど魅力的な男性、有名な銀行家のリコ・ダ・シルヴァだった。彼はさんざんベラを非難し、ひどく侮蔑した。服装から売春婦ときめつけられ、彼女は悲しかった。生い立ちは不幸だし、今も貧しいが、そんな女ではない。ところが次の日、車の保険が更新されていないことを知り、ベラは打ちのめされた。しかたなく彼女は銀行にリコを訪ねる。そして、彼がボディーガードを解いた一瞬の隙に、二人は大銀行家を狙っていた誘拐犯に地下駐車場から連れ去られた。彼と二人きり、頑丈なコンテナに閉じ込められてしまったことから…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレアム,リン
北アイルランド生まれ。十代のころからロマンス小説の熱烈な読者だった。大学で法律を学ぶと同時に十八歳で結婚。この結婚生活は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。現在三人の子供を育てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
アテネで永遠に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
飛行機がロンドンのガトウィック空港から夜空に飛び立った。いとこのフェイに会うために今夜ギリシアに発つことになろうとはケンドラは二日前まで思ってもみなかった。母親やフェイの母ヘザーから相次いで電話がかかってきてギリシア人と結婚したフェイが異郷で妊娠五カ月の身なので彼女とけんか中の両親に代わって様子を見に行ってほしいと急に頼まれたのだ。フェイとは六カ月前に彼女のごく内輪の結婚式で会ったきり…。アテネの空港で出迎えに現れた男を見てケンドラは息をのんだ。あれは結婚式で会って以来妙に気になっていた暗い表情の男…。
ヴィーナスの瞳 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
仕事でイタリアを訪れたツアーコンダクターのオリヴィアは、宿泊先のホテルで妹と落ち合う約束をし、楽しみにしていた。ところがそこで待っていたのは妹ではなく、友達と旅行に出ることになったという妹の置き手紙だった。意気消沈するオリヴィアの前に、一人の男が現れた。見上げるような長身、日に焼けた顔。男は怒りまじりに言った。君の妹は、僕の弟と姿を消した。弟は結婚目前の身なのに、と。妹はまだ若いけれどそんな軽はずみなまねをする子じゃないわ!オリヴィアは反論したが、男はがんとして聞く耳を持たない。そして、オリヴィアの顔をじっと見つめてこう言った。妹さんが君に似てるのなら、弟の気持ちもわからなくないな。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョージ,キャサリン
ウェールズ生まれ。エンジニアと結婚し、九年間ブラジルに暮らす。その後、息子と娘の教育のためにイギリスに滞在することが多くなり、一人で過ごす夜に小説を書くようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
悪夢の終わりに (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
燃え盛る炎。煙が立ち込めて息もできない。「助けて!」入院中のニコラは、そんな恐ろしい夢に毎晩うなされていた。ある晩、家が突然炎に包まれ、たった一人の家族である父親は間一髪のところで娘を助け出し、自らは命を落としてしまったのだ。すべてのものが焼き尽くされ、ニコラは何もかも失った。あの火事の原因が、父の放火だなんて…。心に深い傷を負った彼女を心配して、父親の友人でもある医師が長い間音信不通だった彼女の叔母を捜し出してくれた。ところが病室に現れたのは、叔母の代理だという男性だった。「僕と一緒にアメリカへ行くんだ。義母は君を引き取りたがっている」贅沢な身なり、冷たく端整な顔立ち、そびえるような長身。ニコラは一瞬にして悟った。私はこの人から逃れられない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職を辞して夫とともにスペインへ長い旅に出た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛がなければ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ブライアーの父ザヴィアのパーティには名士ばかりがつどう。その父から青年実業家カイナン・ロスをもてなすよう言われ、これは何かあると彼女は思った。案の定、ザヴィアは資金繰りに困っているらしいとカイナンから聞く。自分も借金を頼まれて断ったのだが、どうやら娘を取り入らせて援助させようということらしい、とカイナン。とんでもないわ!だれがこんな人に取り入ったりするものですか!激昂したブライアーだったが、そのしばらくのち、父親が心労のあまり倒れてしまう。弱気になった彼女に、カイナンが条件付きで援助を申し出た。「ぼくは求めるものに最高の値をつける。ほしいのは花嫁だ」。
内容(「MARC」データベースより)
父ザヴィアのパーティには名士ばかりがつどう。その父から青年実業家カイナン・ロスをもてなすように言われ、これは何かあるとブライアーは思った。案の定、ザヴィアは資金繰りに困っているらしいとカイナンから聞く…。